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久彼山博物館

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映画の撮影を見学させて頂きました

空気が明るくて優しい場所でした。

 

屋内のシーンで周囲は壁で閉ざされているのですが、明るく穏やかで、同時に澄んだ緊張感があって、隅にいるだけで心地よい空間です。

 

撮影が始まり、最初に驚いたのは行間でした。


文章は一文、一文の積み重ねです。一方、映像は、
『花穎が振り返る』
『衣更月に答える』
この二行の間にも継続して時間が流れています。

 

存在の自然さ、違和感のなさ。役者さんの言葉と呼吸、表情と一挙手一投足。部屋や調度品、衣装、小道具、光、私の知識では及ばない多くの事。空間と時間と人が、当たり前のように在る事に心を打たれました。

 

衣更月の髪色もそのひとつに挙げられます。撮影開始前から試行錯誤してくださり、事前にご相談も頂きまして、作品に寄り添って最善を考えてくださるお心くばりが嬉しくて、ぜひ映画に合う形にしてくださいとお返事しました。

 

久万監督は、原作の雰囲気を壊さず大切に表現したいとお話してくださいました。

 

この方たちは世界を作っているのだと思いました。


(撮影シーンのお話に続きます)

 

 

拝見したのは、花穎、衣更月、峻がいるシーンです。

 

花穎役を演じてくださる永瀬廉さんは、素直でどこか繊細だけれど凛とした御当主様でした。台詞がないふとした笑顔にも花穎としての感情があって、この方は今、花穎なんだ……と、ストンと心に落ちてきました。

 

本日発表になりました衣更月役、清原翔さんは佇まいから所作に至るまで説得力があり、衣更月がいる!と見学中に何度思ったか分かりません。

 

峻役の方についてはまだ詳しくお伝えできませんが、素晴らしく峻を演じてくださっていたので、キャストさん発表も含めて楽しみにお待ち頂けたら嬉しく思います。

 

カメラが止まっている間も永瀬さんが皆さんと和やかにお話していらっしゃって、峻(役の俳優さん)がさりげなく永瀬さんのジャケットの襟を直していらしたり、衣更月役の清原さんが永瀬さんのお話に耳を傾けていらっしゃったりして、また、明るくて優しい場所だと感じました。

 

素敵な空間を作る、素敵な方々の、真摯なお姿を後方から拝見して、この方たちに作品をお預けできて嬉しいなあという気持ちが広がりました。

 

当日いらっしゃった皆様、残念ながらいらっしゃらなかった神宮寺さんをはじめ、各役を演じてくださる皆様、作品に関わってくださる皆様、ありがとうございます。

 


現在、新刊の方もお届け準備の段階に入っております。夏頃にお手に取って頂けるようがんばります。短編4編、よかったらご一緒してください。

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